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​小児歯科
お子様の歯を虫歯から守るには

虫歯予防には、次の3つのポイントをしっかり守ることをおすすめします。

●フッ素塗布

毎日、歯磨きで口の中の汚れを落とすことが一番大切ですが、磨くテクニックと時間が必要なため、実際にはなかなか難しい もの。そこで、定期的にフッ素塗布(フッ化物塗布)を行います。

フッ素には歯の表面であるエナメル質を強化する成分が含まれていますので、乳歯に塗布することで虫歯を予防。生えたばかりの永久歯にも高い効果を発揮します。乳歯が生え始めたころから15歳(第2大臼歯が萌出してから+3年)くらいまで、3ヶ月おきに塗布することにより高い虫歯予防効果が期待できるので、定期的に行うことをおすすめします。

●シーラント

フッ素を塗っても虫歯になりやすいお子さんについては、虫歯になりやすい奥歯の噛み合わせ部分を前もって埋めるシーラントがおすすめです。虫歯になる前の溝をきれいにして樹脂を埋めることで、より高いケアを行いましょう。奥歯が生えてきたお子様(特に6歳臼歯)に有効です。

●定期検診

フッ素塗布などで歯を予防したとしても、欠かせないのが定期検診。定期的に、虫歯がないか、歯磨きがちゃんとできているかなどをチェックすることが大切です。また、定期検診では正しい歯磨きの方法、食育の指導を受けることもできますので、忘れずに受けるようにしましょう。

虫歯治療

万が一、虫歯になってしまった場合は、その進行を抑制したり治療をしたりしなければなりません。進行を止められない場合は、歯を削るなどの治療を行うことになります。場合によっては神経の治療も必要になることもありますので、早めに適切な治療を受けることが重要です。

乳歯と生えたばかりの永久歯は、虫歯にならないように予防することが何より大切!そして万が一虫歯になってしまったら適切な処置を早めに行うことが大切です。そのためにも、親御さんによる乳歯のケア・チェックがとても大事。毎日、磨き残しがないかチェックし、フロスをやってあげるとよいでしょう。
 

お子様の歯並びについて

悪い歯並びには、こんなに多くのデメリットがあります。
•歯磨きがうまくできないので虫歯や歯周炎になりやすい
•上手に食べ物を噛むことができないので、顎の成長に悪影響を及ぼす。
•顎に負担がかかることがあるので、顎関節症になりやすい。
•顔が歪むことがある。また、身体にも歪みが生じることがある。
•歯並びの悪さにコンプレックスが生まれてしまう。
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